(趣旨)

第1条　この要綱は、地方公務員法(昭和25年法律第261号。以下「法」という。)、板野町職員の定年等に関する条例(平成12年板野町条例第38号。以下「条例」という。)及び板野町年齢60年以上退職者の定年前再任用に関する規則(令和5年板野町規則第7号)に基づき、関係職員等の定年前再任用の実施に関し必要な事項を定めるものとする。

(暫定再任用職員の任用形態)

第2条　定年前再任用職員の任用形態は、常時勤務を要する職(以下「フルタイム職」という。)又は短時間勤務の職(以下「短時間勤務職」という。)とする。

(定年前再任用期間及び任期の更新)

第3条　定年前再任用職員の任期は、原則として4月1日から翌年の3月31日までの1年とする。

(定年前再任用職員の服務)

第4条　定年前再任用職員の服務は、板野町職員服務規程(昭和48年板野町規程第10号)の例に準ずる。

(定年前再任用職員の勤務条件等)

第5条　町長は、定年前再任用職員の所属、任用形態及び勤務時間等について、別表第1に定める勤務形態を原則として、担当させる職務の内容及び当該職務を執行する上での必要性等を総合的に勘案して決定する。

(制度等の周知)

第6条　副町長は、関係職員等に対して、あらかじめ制度の概要、勤務条件及び定年前再任用の手続等を周知するよう努めるものとする。

(定年前再任用の申出等)

第7条　定年前再任用を希望する者は、町長の指定する日までに、定年前再任用意向申出書(様式第1号)を町長に提出するものとする。

(定年前再任用の選考)

第8条　町長、副町長及び総務課長は、前条の規定による定年前再任用の申出があったときは、次に掲げる事項を総合的に勘案し、面接その他必要と認められる方法により選考を行うものとする。

(任期の更新等)

第9条　任期の更新を希望する定年前再任用職員は、町長の指定する日までに、定年前再任用意向申出書(様式第1号)を町長に提出するものとする。

(内定の取消し)

第10条　町長は、定年前再任用候補者が次のいずれかに該当する場合は、内定を取り消すことができる。

(定年前再任用等の辞退の手続)

第11条　定年前再任用候補者又は定年前再任用の任期の更新が決定した者で、定年前再任用又は定年前再任用の任期の更新を辞退するものは、所属長に定年前再任用辞退届(様式第4号)を提出するものとする。

(退職)

第12条　定年前再任用職員の任期が満了したときは、別に通知することなく退職となる。

(その他)

第13条　この要綱に定めるもののほか必要な事項は、町長が別に定める。